協会の歴史

歴史

機関誌「下水道設備」創刊号
機関誌「下水道設備」創刊号

 当協会の前身は1979年11月7日に任意団体として発足した「東京下水道設備事業協会」です。この団体は、東京都の下水道設備事業に実績を持つ設備関連業者が相集い、都の下水道整備事業の推進に協力し、設備業の技術的及び社会的地位の向上を目的として、会長には㈱荏原製作所代表取締役社長の畠山清二が就き、構成会員20社でスタートしました。

 港区愛宕1-3-1 三興森ビルの4階に事務所を開設し、事業として、関係機関に対する要望、技術者の教育・訓練、労務安全対策の研究・指導、下水道事業に関する情報蒐集・提供、講演会・研修会等の開催などを実施して、1982年1月には機関誌「下水道設備」を創刊しました。なお、1981年12月21日には、事務所を港区虎ノ門4-1-23 葺手第二ビルに移転しております。

設立披露パーティーで挨拶する畠山初代会長
設立披露パーティーで挨拶する畠山初代会長(1984年4月27日)

 さらに、当初より、社団法人格を有すべく準備を進めてきましたが、1984年4月3日、東京都知事より「社団法人東京下水道設備協会」として待望の許可を得て当協会が設立されました。そこで、当協会では、この日を設立記念日としています。

 初代会長には、任意団体から引き続き畠山清二が就任し、事務所も引き続き虎ノ門に構え、協会の目的には任意団体時代のものに「都民の生活環境向上に資する」という一文が付け加えられました。

’84下水道展に出展
’84下水道展に出展

 設立直後の1984年4月16~20日に晴海国際貿易センターで開催された’84下水道展に出展し、その後も東京で開催される下水道展には毎回出展しています。

 1993年9月28日には、事務所を新宿区西新宿1-23-1 新宿千葉ビル(2001年にビル名をTK新都心ビルに改称。)3階に移転し、2008年9月3日には、現在の新宿区西新宿3-2-11 新宿三井ビルディング二号館13階に移転しました。

 その後、公益法人制度改革に伴い2012年4月1日に一般社団法人となり、現在に至っています。

年表

1979年11月07日任意団体「東京下水道設備事業協会」発足。
会長:畠山清二
事務所:港区愛宕 三興森ビル
1981年12月21日事務所を港区虎ノ門 葺手第二ビルに移転
1982年01月機関誌「下水道設備」創刊
1984年04月03日東京都知事より「社団法人東京下水道設備協会」として許可を得て当協会が設立される。
当協会では、この日を設立記念日としている。
初代会長:畠山清二
事務所:港区虎ノ門 葺手第二ビル
1984年04月16日~20日晴海国際貿易センターで開催された’84下水道展に出展
1988年10月19日2代会長 藤村宏幸 就任
1993年09月28日事務所を新宿区西新宿 新宿千葉ビルに移転
2001年10月01日東京都下水道局と「災害時における処理場等の応急復旧業務に関する協定」を締結
2005年04月21日3代会長 塩澤 征夫 就任
2006年04月26日4代会長 島川 文雄 就任
2007年04月26日5代会長 片岡 啓治 就任
2008年09月03日事務所を現在の新宿区西新宿 新宿三井ビルディング二号館13階に移転
2011年03月12日~04月15日2011年3月11日に発生した東日本大震災による東京都下水道局の被災設備に対し、「災害時における処理場等の応急復旧業務に関する協定」に基づき出動し復旧にあたる
2011年10月06日東日本大震災による東京都下水道局の被災設備の復旧活動に対し、同局より感謝状が贈呈される
2012年04月01日公益法人制度改革に伴い、一般社団法人に移行
2013年04月01日「災害時における処理場等の応急復旧業務に関する協定」を見直し、新たに「災害時における水再生センター等の応急復旧業務に関する協定」を締結
2020年05月18日6代会長 三井田 健 就任
2024年04月01日事業委員会を3分割し、委員会を9つに再編